sunshinegaskireの日記

女性の便秘問題は深刻で、便秘や便秘になりがちで悩む女性はいまや、全体の６割以上いるといわれ、３日～４日に１度しか便が出ないという人はたくさんいます。３日以上出ないことを便秘といいますが、出るべきものが出ないと何かの病気なのではないかと不安になります。1週間程度で便が出ればまだ軽症、2周間以上便が出なければ頑固な便秘との認識を持った方がよろしいかもしれません。

便秘になるとスッキリしないだけでなく、様々な不調を感じやすくなります。特に女性が気になるのは肌荒れです。本来であれば排出されるはずの便が、いつまでも腸内に残っていると、腸内環境が乱れ、さまざまな不調を引き起こしてしまいます。便秘になると長い時間、腸内に腐敗した便などの毒素が溜まります、そして毒素は血液を通して体中に流れ皮膚から排泄されるため、ニキビや吹き出物などの肌荒れとして症状が出るようになる。

一体どうすれば快便になるの？食物繊維をたくさん摂る 。便秘がち、下痢がちな人は食物繊維が不足していると考えられます。食物繊維の量が多ければ、便の量が増え、軟らかさを保ち、排便をスムーズにしてくれます。食物繊維は、消化・吸収・排泄の手助けとして、それに必要な腸のぜん動運動を活発にしてくれます。ぜん動運動が活発になると、食物繊維が腸内の老廃物を吸着し、排出します。最近では「第６の栄養素」とも言われ、腸内細菌が食物繊維を消化・分解し代謝物として有害物質発生抑制、整腸作用などを示す短鎖脂肪酸（酢酸、酪酸など）を産生する事も新たにも分かり見直されています。

便秘の原因として意外と多いのが「水分不足」。水分が足りないと便が硬くなり排便が困難になってしまうので、便秘の原因となります。水分は最も大切なものですが、利尿作用（おしっこをたくさん出す作用）のある成分を含む緑茶やコーヒー、紅茶は便秘にはよくないのです。成人では、体重1ｋｇあたり40ｍｌが1日の必要水分量です。体重50ｋｇなら、2000ｍｌ、つまり2リットルの水分（食物中の水分も含む）を摂取する必要があります。